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うた毛 言葉の闇鍋 朗読長屋vol.30 アフレポ [レポート]

 8月28日土曜日にうた毛vol.30、開催しました。

 参加者はKaTZさん、もえさん、永瀬さん、私。

 今回は夏も最後!ということで(暑さは全然最後ではなかったですけどね)、いっちょ怖がっておこうか、と、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の「怪談」より数編ピックアップして資料を作っていきました。
 しかし、下読みの段階で思ったのですが、割とよく知られている作品、知っている作品は、比較的小さい時に、子供用にダイジェストにされたものや、絵本、アニメ等で知った状態で記憶に残っており、’(というか、トラウマとして残っており、ですね。)普通の翻訳をはじめて手に取って、新たな発見がここに来ていくつもあり、これはみんなに知って頂きたいと思った箇所がいくらか出てきました。例えば、

・耳なし芳一、私は耳をとられることで目だけでなく、耳も不自由になってしまって可哀想な芳一さんの話だと思っていましたが、実際は耳の外の部分が無くなってしまっただけで、けがは早く直り、後世名人として恵まれた、という話だった。
・ろくろ首は、首がびよおおおんと伸びて…ということだったと思っていたのだけど、首は身体から、例えば果物が枝からむかれたような状態で飛び回って…だった、ということ。
などです。

 今回は時間がなり無くなり、みんなで読んだ作品は「狢」と「耳なし芳一」だけになってしまいましたが、相変わらずいろいろ作中突っ込んだり、亡霊武者の声をアテレコ風に読んだり、楽しく?読むことが出来ました。怪談なのにw

 しかし、これは元々は小泉八雲が英語で書いたものの翻訳。歴史的な約束事や単語を英語で現すのは、結構骨の折れる作業だったのではと容易に想像できます。八雲の筆力の達者さを再認識。八雲は執筆中は作品に大変のめり込む人だったらしく、芳一を書いているときは、芳一として奥様の問いかけに返したりと、面白いエピソードも残っており、彼の人とがらに関心が湧いてきました。

 最後に、ふと思いつき、私の気に入った一編「茶碗の中」((http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B6%E7%A2%97%E3%81%AE%E4%B8%AD)ーーこれは「骨董」に収録されているものなのですが)を朗読させてもらいました。事前にお茶をちゃっと出し、少々の演出。
 舞台は本郷白山。千石とはおとなり。
 これも少々の演出です。
 なんだか怪談というよりはポーとかにありそうな幻想文学的な作品。なかなか、密かにぞぞっとする話です。
 これはもっと練って、レパートリィに加えたいと思いました。

 で、今回の「味」は、ミント冷緑茶とコールドチキンでした。
 ミントティは「ルピシア」のフレーバードティ「アラジン」を水出しにして。
 コールドチキンはマヨーグルトソース(マスタード、マヨネーズ、ヨーグルト)を添えて。これに合わせてお酒は白ワインを用意しました。
 どちらもなかなか、暑さをさっぱりさせてくれる一品で、評判も良かったのではと思います。これはまたぜひお出ししたいレシピに追加しようと思います。

 そんなこんなで、無事30回目のうた毛、終えることができました。
 最近、いろいろ模索している最中で、詰め込み過ぎだったり、至らなかったりするところがあると思いますが、みなさんに助けて頂いたり、意見をいただいたりして改善中です。今まで、「ご都合のよろしいときはぜひぜひいらっしゃって下さい」、と言っていましたが、「ご都合のよろしいときは」は省略。「絶賛ぜひぜひ遊びにいらしてください!」を挨拶にいたします。
 
 次回は9月18日(土曜日)に開催します。鑑賞テーマは、NHKドラマ【坂の上の雲】の第2部がそろそろ放映ということで…正岡子規とその俳句を取り上げてみたいと思います。
 松山出身の私としては、なかなか…緊張して?取り上げにくかった正岡子規と俳句ですが、楽しみです。よろしくおねがいします。

今回の参考本

怪談―小泉八雲怪奇短編集 (偕成社文庫)

怪談―小泉八雲怪奇短編集 (偕成社文庫)

  • 作者: 小泉 八雲
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1991/09
  • メディア: 単行本



次回の参考予定本

子規句集 (岩波文庫)

子規句集 (岩波文庫)

  • 作者: 正岡 子規
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 文庫



病床六尺 (まんがで読破)

病床六尺 (まんがで読破)

  • 作者: 正岡 子規
  • 出版社/メーカー: イーストプレス
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 文庫



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